The quiet beauty of the doll

等身大の人形写真をメインにして。

Yui: stoop 01

f:id:glitteringrivergreen:20190714114638j:plain

前屈み。猫背。伏し目がち。

椅子に座っていても、球体関節を繋ぐゴムの緩んだ、

どこか打ち棄てられた人形ふうの脱力感を感じてしまう。

(続き)

  • f:id:glitteringrivergreen:20190714114712j:plain
  • f:id:glitteringrivergreen:20190714114717j:plain
  • f:id:glitteringrivergreen:20190714114721j:plain

f:id:glitteringrivergreen:20190714114727j:plain

パニエを着けてハイカットスニーカーを履かせている。

立たせてみたらどんな感じなのか試してみたかった。

窓際の角に凭れかけさせて、怖々手を離した。

公称 160cm という身長だが、印象としてはもう少し低い感じがする。

立ち姿の基準が、私の場合、ティエラドールだからなのかもしれない。

画像がないのは、細い足首が支えている 27kg の重量が怖くて

カメラを構える余裕がなかったというのがあるし、

一旦床に寝かせようとした際、膝が変な具合に曲がりかけたのを見て

動顚してしまった所為でもある。

f:id:glitteringrivergreen:20190714114732j:plain

  • f:id:glitteringrivergreen:20190714114742j:plain
  • f:id:glitteringrivergreen:20190714114746j:plain
  • f:id:glitteringrivergreen:20190714114707j:plain
  • f:id:glitteringrivergreen:20190714114702j:plain

f:id:glitteringrivergreen:20190714114732j:plain

f:id:glitteringrivergreen:20190714114629j:plain

やっとの思いでカウンターチェアに座らせることができた。

その時にシリコンボディの匂いが強くなったように思ったのは

危ういところで抱き留めた動悸が治まっていなかった所為なのか。

購入以来、私のすぐ傍に置いていても、それほど匂わないのに、

アドレナリンなのかドーパミンなのか

そんなものが放出されていたのは私だけではなかったようだ。

  • f:id:glitteringrivergreen:20190714114658j:plain
  • f:id:glitteringrivergreen:20190714114648j:plain
  • f:id:glitteringrivergreen:20190714114633j:plain
  • f:id:glitteringrivergreen:20190714114643j:plain

f:id:glitteringrivergreen:20190714114653j:plain

肩を落として力なく座っているようにも見えるし

投げやりな悲しみともに

どこかホッとした表情も見てとれる。

 

このシリーズも惹きこまれるようして撮影したため

同工ながらボツにするには惜しいような画像が幾つか残っている。

日を置いて、続きを作るつもりにしている。