(続き)
"Yui: Not blue,but…" の続編。同じ衣装での立ち姿を試みた。
撮影に際し少しだけ移動している。被写体との距離や広さの上で制約が残る場所だが、いつもの西の窓辺まで27kg を運ぶだけの体力が残っていなかった。
立たせてみて、公称160cm を意外に小さく感じるのは、いつものこと。ずっと傍にいるティエラドール Tay は163cm ぐらい。履物の違いを差し引いても、3cm の違いだけでは済まない印象だ。
背の高い女性に憧れるのは私の体躯が貧弱であるからなのだが、嘗てのような劣等感に苛まれはしない。多分、歳の所為もあるのだろう。竟に手の届かない縁遠い存在であっても、美しいものは美しいと素直に思える。
これぐらいの身長なら、もっと胸を小さくする方がバランスが良いのではないか。 arte145 の場合でも同様のことを愚考する。自分より小さければ華奢であることを求め、大きければ肉体の下の頑丈な骨格を想うようだ。
公言するのが憚られるような言い草ではある。この子の眼差しに哀しさを感じてしまうのは、それが主たる理由とも思わないのだが。