(続き)
"Iris: School sweater and tartan skirt" を、綾苗ヘッドに換えて撮影したもの。
このところの行き詰まり、迷走状態を如実に示している。ただ、個性の違いが明らかなので、半ばボツ画像状態だったものを復活させることにした。
題名には然したる意味はない。指骨格のないクッションボディでも、チョコレートの包み紙だけなら持たせることができるし、ズームによる遠目なら、その中身がないことも目立たない。中身の板チョコは、言うまでもないが、少しずつ時間を掛けて腹に収めている。
普段甘いものを口にしない分、一欠けらのチョコレートでも、ささくれた気分が滑らかになるのが分かる。しかし多くは望まない。甘さは一種の decadence であり、多くのものに倒り込み、落ち込んでしまっている現状を思うと、これ以上病は増やせない。テレビ番組の中で、いかにも高級そうなスイーツを得意顔で食べている人を見かける。どれほど蘊蓄を並べたところで、頽廃の趣味であることには変わりはない。しかし、同じ悪趣味でも一種ステータスのように見えるさまが何とも羨ましい。
私の荒んだ気持ちなど、どんなチョコレートでも、少し齧れば効果十分なのだ。