The quiet beauty of the doll

等身大の人形写真をメインにして。

Yuzuki: Light and darkness

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(続き)

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前回の記事 "Yuzuki: The lass is in the light" では明るい画像が残せたこの子。今回も同じ線で行くつもりだったが、撮っている間に、どんどん暗くなってしまった。慌てて明るい画像に戻した分は、次回へ廻すことにして、今回は暗い画像ばかりを集めている。
しかし、ブログ記事にしてみると、暗さはこの程度だったかなと拍子抜けする。人形周囲が写った画像から分かるとおり、縦長の窓は常時布で蔽っていて、僅かな透過光の中で、日中の大半を過ごしている。紙の本を読みたくなれば明るい部屋へ移動しなければならないのだが、老眼が進んでしまった今では、就眠儀式として数ページ読むのが精一杯だ。
この程度の暗がりは異様でも何でもない。普段の私の世界だ。布の隙間から入ってくる明かりに照らされて輝く顔の様子。これもまた慣れ親しんだ美しさだ。明るい世界への憧れが無いわけではない。しかし、それは縁遠い異質なものへの遥かな想いに過ぎない。次回へ廻した画像が明るいとは言っても、今日集めたものに比べて…というレベルだし…。
何だか急に、どこか近くの、小さな駅へ出かけてみたくなった。一人、カメラを肩からぶら下げて。勝手に改変した THE BLUE HEARTS の「旅人」の歌詞を口籠りながら。
Let's go blown by the wind of corona…