(続き)
探していたワンピースを漸く見つける。高い襟だから Kayla に_と考えていたのだが、ウエストがこんな位置に来るのかというのが着せてみての感想。20170529 に Barbora ヘッド+ Ex-Lite ボディで同様の格好をさせた時には、そんなことは感じなかった。
今回は撮影しながら、撮影の難しさも痛感した。肉眼で見ている様子とカメラで捉えた画像があまりにも違う。むろん実際に目にしている時の方が遥かに魅力的だ。撮り終わった画像の肌のテカり、口の開き具合、今さらそんなことを_というようなことにまで批判の目を向けてしまう。撮影してから暫く時間を置いてみたのだが、今度は初め良いように思っていた画像まで、詰まらなく感じてしまう。閉口するしかない。
等身大ドールを写そうとすると、何故か時雨れがちになるのも恨めしい。光の翳った部屋の中で写しているから気が滅入るのか。黒と白と赤。赤い色を加えていなかったら、何もかもを放擲していたのかもしれない。純な心根は脆弱で、時に不吉なものを呼び寄せる_と言ったのは誰だったのか。思い出せない。