The quiet beauty of the doll

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Alice38: Girl with apple incense

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一か月振りのこの子。

いろんな感情が渦巻いていても、

彼女のビスクの頬は、いつもどおり柔らかそうに見える。

(続き)

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最初は、こんな感じ。

林檎は彼女の前に置いていた。

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途中から林檎に凭れる構図に変更した。

頬の様子を見ていて

木下利玄の短歌をふと思い浮かべた所為でもある。

街をゆき子供の傍を通る時蜜柑の香せり冬がまた来る

この子なら、蜜柑よりも林檎だな

そんな他愛ない勝手ことを思いついたとたんに

レンズの向こうに、私だけの女の子が現れた気分になった。

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相変わらず横顔に惹かれている。

何か他のことを考えているような

或いは、ここではない、どこか遠くのものへ想いを馳せるような

そんな眼差しに見惚れてしまう。

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話すべき言葉が見つからなくても

視線が交わらなければ

美しい少女の傍にいても平気だ。

そんなことを考えるのだろうか。

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林檎は秋の季語だし、冬の果物でもなんでもない。

考えてみれば、一年中店先にはあって、

妻が入院していた初夏の頃、

二日に一度購入して、毎朝半分ずつ食べていた。

それでも白いセーターとダッフルコートにしてやった彼女を見ていたら

林檎の香せり冬がまた来る_と呟いていた。

鼻持ちならない勝手な言い草なのだけれど。