The quiet beauty of the doll

等身大の人形写真をメインにして。

Psyche: At dusk of one day

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西日の窓辺。

僅かな時間だったけれど、彼女は何とも言えないような静寂の中にいた。

(続き)

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魔法の時間はここまで。

ここでブログを切り上げる方が正しいとする考え方もあるだろう。

しかし、人形は絵画ではない。

一瞬の美しさを永続させる面白さもあれば、

光と影の移ろいを眺めながら

様々な物語を想う愉しさもある。

また或る時間、私の傍らに存在する声を持たない話し相手でもある。

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この日、私がしていたこと。

"Lonesome Places" August Derleth が欲しくなって検索したら

Amazon.USA で$78.98 !

注文するかどうか迷っている内に

Gothic Digital Series @ UFSC 

FREE FOR EDUCATION というPDFテキストがあるのを見つけて

表題作は読んでしまった。

Arkham House Pub; 1st Edition (June 1962) を購入するかどうかは要検討。

昔の私なら迷わず購入しただろうと思う反面、

学生時代の私には、そんな余裕は全くなかった。

阪神甲子園球場から阪急西宮北口までの電車賃が無くて、

12月の夕暮れ、小雨の中を歩いて帰ったことを思い出す。

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そんなことを考えていたら

TLで眉村卓の死を知った。

深夜放送 MBS チャチャヤングを思い出す。

何度かショート・ショートコーナーに投稿して

一度だけ読んでもらったことがあった。

確か、バックには、ピンクフロイドの「おせっかい」が流れていた。

広瀬正の訃報に際し、2001年宇宙の旅のタイトルチューン

ツァラトゥストラはかく語りき』を流したことも忘れられない。

氏の作品の読者になったのは司政官シリーズからだが、

何回か、お会いしたいと心から思う時があった。

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しかし、そう思っただけで、

時間は過ぎてしまったのだけれど。

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ファンというのは、そんなもんじゃないのかな。

会いたいと思って、会いに行ける時と

いつまでも遠くから想い描いていて、忘れたり思い出したり…。

 

すぐ上の彼女の画像、

冷え冷えとした夕暮れの光に変わってしまっても

最初の画像同様、今日の私には心休まる一枚となった。