このブログになってからは初登場である EX- Lite Kayla。
撮り方を忘れてしまっていて、
こんな感じだったかなという雰囲気を摑むまで
少しばかり時間がかかった。
(続き)
上は今回のシリーズの最初の辺り。
ネットで廻り合うような、美しい風景の中に立つ Kayla を撮ることは
私にはできない。
それでもカッコイイ女性として撮りたい気持ちが強く、
欠点が露わにないよう心がけている。
しかし、いろんなことを忘れていて、
納得できないままに、バッテリー切れ・終了。
ここからは、日を変えての撮り直し。
窓に掛けた布を触りながら、光の当たり方を加減している。
撮りながら、EX-Lite 生産終了のことを考えていた。
軽量ドール、クッションドール関係の悲しいニュースが続いている。
着せ替えメインの等身大ドールは売れない_ということなのだろう。
頭では分かっていても、世の中の流れから外れているのは
やはり寂しいことだと思わずにはいられない。
着せ替えが簡単で、取り回しが楽な軽量160cm ドール。
売り物がないのなら、自分で作ろうと考えるのが普通なのだろう。
( http://doku.bimyo.jp/scdj/entrance.html )
そう思いながら、シンディ人形の型紙と作り方を何度も眺めているが、
老眼だからというよりも、
工夫やチャレンジを可能にする心の若さが、
今の私には欠けている。
生産終了のため、新しくすることはもはや不可能となったこの子。
実は、傷んでいる箇所があって、
この先の扱いには注意が必要なことは言うまでもないが、
皮膚の下のスポンジ状のウレタン樹脂がどれくらい持つのか
いささか心許ない気分になっている。