The quiet beauty of the doll

等身大の人形写真をメインにして。

Yuzuki: Add red

f:id:glitteringrivergreen:20190702213252j:plain

白しか着せない心づもりでいる夕珠。

新しいブラウスを用意したが、一つは被りタイプだったため諦める。

もう一つはギャザーたっぷりの前開きタイプ。

袖もゆったりしていて、巫女装束の小袖を彷彿とさせた。

(続き)

  • f:id:glitteringrivergreen:20190702213151j:plain
  • f:id:glitteringrivergreen:20190702213156j:plain
  • f:id:glitteringrivergreen:20190702213217j:plain
  • f:id:glitteringrivergreen:20190702213201j:plain

f:id:glitteringrivergreen:20190702213222j:plain

スカートも透け感のある白いレースのものを着せている。

その膝に赤い布を置いてみたのは、

映画「君の名は。」の

口噛み酒奉納の場面を思い出したから_という所為もあるのだが、

実家近くで「子供神輿を担ぎませんか」と呼びかける張り紙を見たことも

関係している。

  • f:id:glitteringrivergreen:20190702213241j:plain
  • f:id:glitteringrivergreen:20190702213246j:plain
  • f:id:glitteringrivergreen:20190702213235j:plain
  • f:id:glitteringrivergreen:20190702213303j:plain
  • f:id:glitteringrivergreen:20190702213259j:plain

f:id:glitteringrivergreen:20190702213230j:plain

町内に子供が溢れかえっていた昔にも、

そんな呼びかけがあったのだろうか。

知らない内に毎年どこかで担ぎ手は決まっていて、

一般人は町内会で購入する券を持って御神楽を上げてもらうのが、

唯一可能な祭りへの積極的参加だった。

その御神楽も、小学校3年生の時に、妹を連れていったのが最後。

夜店に行ったのは中学校1年生までだった。

雑踏嫌い、その他…。祭りには、つくづく縁が薄いとしか言いようがない。

  • f:id:glitteringrivergreen:20190702213309j:plain
  • f:id:glitteringrivergreen:20190702213314j:plain
  • f:id:glitteringrivergreen:20190702213327j:plain

f:id:glitteringrivergreen:20190702213320j:plain

それでも、間近で神楽舞を見詰めた記憶は

鈴や笛の音と共に甦ってくる。

妹と一緒に神楽殿から下がる時、誰かに囃し立てられたこと、

帰りがけに、茶屋をしていた友人の家で

冷たくて甘いハト茶を飲ませてもらったことも思い出した。

夕珠の膝に赤い布を置いただけで

昨日まで忘れていたことが、つい先日のことのように思われてくる。