前回の記事 "Frieda: Her hairstyle change" の後、
前髪を少しばかりカットしている。
すっきりしたように思っているが、さほど違いはないのかもしれない。
失敗しても、その内に伸びてくるから_という言い訳はできないから、
恐る恐る、躊躇いがちのカットになってしまう。
(続き)
膝の上の小さな赤い箱。
青いデニムに映える気がして置いてみた。
中は、シリコンボディ用に買った白いキャミソール。
120cm のこの子には、大きすぎて着せてやることはできないし、
シリコンボディのあの子も、それを着けた姿を曝すことはない。
シンプルで柔らかく美しいものではあるが。…
夕映えに染まった頬に見惚れる。
もの言いたげな視線から、ザ・ブルーハーツの「夕暮れ」の歌詞を想った。
常態化していた休日出勤を終えての帰宅、
たまたま点けたテレビの、夕方のNHKアイドル番組。
明らかに場違いのようなステージで、「夕暮れ」一曲だけの演奏だった。
比較的穏やかな歌いっぷり。
今から思えば解散間近だった頃。
どうせなら「月の爆撃機」を演って欲しいと思いながら見ていたが、
何年たってもいい 遠く離れてもいい
独りぼっちじゃないぜ ウィンクするぜ
くたくたの心の中に、熱いものがこみ上げてきたのを思い出す。
あんな曲がテレビから流れていたのが、もう25年も昔。
いろんなことが変わってしまって当然だが、
こんなふうになるとは思ってもいなかった。
頑健な船乗りだった父の年齢は越えるつもりでいるが、
15年先を思うと気が滅入ってしまう。
そこまで本当に生きていたいのか
怪しくなってきた。